NTT東日本札幌病院での出産体験記録 (1)妊婦検診・初診

こんにちは、ママ子です。久しぶりの投稿となります。

実はママ子、この半年間仕事復帰しておりました。仕事復帰…、もともと看護師だったことから、子育てから復帰しパートタイムで働いてました。

そんな中、第3子を授かりまして心が浮かれています。

妊娠したらやっぱり悩むのが産院選び。パパ助と札幌に引っ越してきたママ子は、第2子と同様に里帰りせずに、札幌で分娩しようと思っています。

第2子は札幌市立病院で出産しましたが、今回は自宅から近くて、NICUもあるNTT東日本札幌病院での分娩を試みることにしました。

そこで、NTT東日本札幌病院での妊婦検診から出産までの体験をご紹介したいと思います。

NTTでの出産を決めた経緯

ママ子は妊娠がわかってから(妊娠5週目~妊娠17週目まで)、自宅付近のかかりつけ産婦人科クリニックにお世話になっていました。

かかりつけのクリニックは分娩を行っていないので、妊娠4カ月(妊娠14週目)あたりから分娩希望の病院、もしくは里帰り出産するのかを考えておくよう伝えられました。

札幌で出産する予定なので、あとは病院選びでした。

我が家も2人目の出産準備が始まりました。 札幌に転居してきて初めて出産するので、「病院選び」と「出産費用」について考えます。 産院選...

過去の記事同様、ママ子は「市立札幌病院」か「NTT東日本札幌病院」の2択の中で、今回はより家から近いNTT東日本札幌病院での出産に決めました。札幌での検診への通院負担は、他県に比べてやはり大きいので、費用が多少高くても近い方が良いと感じたのも大きな理由です。

そこでママ子は、少し早目ですが妊娠5カ月からNTTに受診することに決めました。自宅から近いので、出産する病院に見てもらっていた方が安心かなという事もありました

最初は分娩の予約から

まずはNTT東日本札幌病院の婦人科外来に事前に電話で確認しておきます。電話は代表にかけて繋いでもらいましょう。

電話が交換に繋がったら分娩希望であることを伝えます。この時点ではまだ分娩予約はせず分娩を考えていますとだけ伝えると、助産師に代わってくれます。名前などの個人情報は聞かれず、問われる内容は分娩予定日で、分娩の空きがあるかを教えてくれます。また、どれくらいの週数で初診しなければならないのかも教えてくれます。

私が電話した時(2019年12月)は、札幌市内の方なら自然分娩なら妊娠34~36週、帝王切開なら32週までの受診をということでした。特に妊婦の合併症や胎児に異常等がなければぎりぎりまでかかりつけの婦人科での受診も可能ということだからです。

ママ子は妊娠17週2日(5カ月)からNTT東日本札幌病院へかかることに決めました。早いことに越したことはない…

もしも、すでに「NTT東日本札幌病院で分娩決定」と決めていられる方は、NTT東日本札幌病院(011-623-7000)に電話をかけ、産婦人科外来に確認してください。そして初診する日程と時間を決めましょう。決まっているなら早く予約することはないかと思いますよ。

当日の流れ・外来の様子

1.診察券発行

1階、正面玄関を入って左手に受付窓口がありそこの「初再診窓口」へ行きます。用紙に必要事項を記載の上、紹介状と保険証を渡します。(保険証はコピーされます。)

事務の方から診察券とファイルを渡され婦人科外来の場所の説明、もしくは案内があります。

※診察券の発行は必ず病院で行う必要があります。

診察券の発行には10分程度しかかからないため、受診当日で大丈夫だと思います。どうしても待つのが嫌だったり、下見など行く予定がある方は事前に病院で手続きも可能です。

2.産婦人科の外来窓口で受け付け

診察券を発行したら産婦人科の外来へ行きます。産婦人科外来は2階の皮膚科や小児科付近にあります。

窓口では「診察券」と「事務で渡されたファイル」、「母子手帳」、「補助券」の4つを渡します。

窓口で受付をすると、まず初めに問診票が渡され、記入後に各検査(尿検査、血圧測定、体重測定)の説明があります。それから、尿検査、血圧測定、体重測定(体重のみ自己記入)を実施します。それぞれ終わったら、産科待合場で待機します。待機時間には「妊婦健診予診票」に本日の体調・聞きたいことを記入します。

※体重は測定後に血圧測定器から出てくる紙に自己記載します。久々の健診ですと、体重増加で助産師さんに注意を受けそうで…。ましてNTT東日本札幌病院は体重管理に厳しいと噂を聞いているので。汗

※こちらの病院は「腹囲、子宮底の測定」は希望しない限り行わないようです

3.産科外来の様子は?

・診察室は計10部屋

・診察室は全て個室になっており一人ずつ入室のためプライバシーが守られてる
(当たり前のようですが、病院によっては個室の診察室でも部屋の仕切りがカーテンのみで、隣接する診察室の患者さんやエコー待ちをする妊婦に聞こえるようなケースもあります。)

・尿検査用トイレは1つ設置されている

・血圧計1台、体重計1台が設置されている

・産科待合室にキッズスペースがある
→靴を脱いで遊べるスペースになっていて、おもちゃと絵本が少しおいてあります。なお、小児科外来に受診している子どもは使用出来ないので、通院する病児と一緒にならないように配慮されています。

4.助産師の問診

診察室入室 → ベッドに寝る → 助産師の問診、そして、パンフレットや同意書などの説明が行われます。

助産師さんからは、先ほど記入した、「「妊婦健診予診票」をもとに今現在の悩み、症状の有無、分娩経験や以前の妊娠と分娩の様子などを丁寧に問診してくれます。とても丁寧に行ってくれたと思います。

5.医師による診察

医師の診察は約15分ほどです。エコー時間は5分程度。

妊娠17週目でしたので運良ければ性別もわかるかもと言うことで、性別を知りたいと伝えると医師のエコー検査時に教えてくれました。
※診察室の張り紙に、性別は希望しない限り医師からは伝えないと書いていました。

私が診察してくれた医師は30代半ばの女性医師でした。エコーも17週目でわかる範囲内のことを分かりやすくゆっくりと教えてくれました。とても丁寧で優しく、安心して診察を受けられました。

6.検査室で採血

診察まで終わったら、最後に血液検査のための採血をしました。大体15分ぐらいだったでしょうか。

場所:1階中央検査室
検査内容:血液検査(ABO、Rh(D))、不規則抗体、AST、ALT)

この血液検査は実費でした。 ← 前回のクリニックで「妊娠採血①」という補助券を使用して行っていた項目だったからです。このように病院を変えると再検しなければならない検査があるため分娩する病院に早めに受診するのは、コスト削減にもなりそうです。

診察の結果からよっぽど医師ぐことがない限り、血液検査結果は次の診察時に教えてもらいます。

7.会計(会計方法と待ち時間)

会計は現金 or クレジットカード払い(VISA、Master、UC、JCB、AMEX、Debit?)

※現金とクレジットの併用はできません。
※クレジットカードの場合は支払回数は1回払いのみ

待ち時間約は30分以上かかりました…。やっぱりこの辺は大病院ですね、会計にこんなにも待たされるんです…。

もし、薬の処方がある場合は、先に病院付近の薬局に薬を処方してもらってから、再度会計窓口に声かけたほうが待ち時間を有効につかえると思います。実際、ママ子はそうしています。病院近隣の薬局もとても混んでいます。こちらも処方されるまで約30分以上は待ちますので、診察の会計待ってから、病院付近の薬局を回ってたら相当時間がかかってしまいますよ。

トータルの所要時間

予約時間が9:30だった今回の初診に掛かった時間は、合計で約2時間でした。

病院到着時間 9:00 → 会計終了時間 11:00

初診でいろいろとやった中では比較的早い?気もしました。ただ、上の子が何度も受診したことがあるので、NTTで受診する要領がわかっていたことも影響しているかもしれません。

費用

血液検査(AST:¥170、ALT:¥170、ABO.Rh:¥420、不規則抗体:¥1,590)

のみで、計2,350円でした。

なお、補助券を1枚、エコー券を1枚使用しました。

初回健診の感想

産科外来の助産師、女性医師ともにとても丁寧で優しい対応でした。

妊娠17週目ですでに体重4キロ増しのママ子に対して、「目標増加体重は+7~10㎏にしよう。これから気を付けていこう」と励ましの声掛けでしたので、特に罪悪感はなくむしろこれからの食生活、運動に励もうと思える助産師の指導でした。注意される気でいたので安堵感が半端なかったです。わら

次に、時間。予約とは言えやっぱり病院はどこも混んでいて時間がかかります。ちょいちょいの待ち時間や、会計の待ち時間は積み重なると結構時間かかる。

しかし、初診にして2時間で済んだと思えば早い方なのかもしれないです。

次回は、NTT東日本札幌病院産科外来のサービス内容をお届けします。

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